海保と市消防が捜索訓練 救助技術の向上と連携強化
石垣海上保安部(赤嶺洋一部長)と石垣市消防本部(大工嘉広消防長)の合同訓練が26日午後、石垣港浜崎マリーナで行われ、潜水士12人が海での遭難事故発生を想定し、本番さながらに捜索訓練をした。 訓練は、海上保安部の海での捜索と、消防本部の救助という得意分野の技術を出し合い、相互に高めることで実際に事故が起こった場合にスムーズな連携をとることが目的。 両機関が「救助技術に係る相互協力に関する覚書」を結んだ2008年から毎年、年に3~5回行われている。海保の赤嶺部長は開会のあいさつで「互いを深く知ることが連携を図るうえで大切。人の命を救うという同じ目的のもと、訓練に励んでほしい」と話した。 市消防本部の大工消防長は「5年の救助訓練を通して、技術が向上したと感じる。多くの観光客がマリンレジャーに訪れる石垣島の安全を守っていきましょう」と訓練の意義を説いた。
関連するニュース
- 大浜小で海保安全教室 2019/05/14
- 南ぬ浜町に海保専用埠頭 2019/02/01
- 全国最大規模の保安部に 尖閣警備 2016/04/17
- 新巡視船の就役を披露 海上保安庁 2014/10/26
- 新巡視船2隻が到着 海上保安庁 2014/10/21
- 放水鮮やか、新庁舎に華 市消防が移転式典 2014/07/02
- 市消防が移転完了 旧空港跡地で業務開始 2014/06/26
- 緊急車両が通過できるか? ユーグレナモール 2014/05/16
- 尖閣警備、専従体制に 海上保安庁 2014/04/18
- 航空基地庁舎4363万円 石垣市消防本部 2014/04/09