乗降客数1.8倍の伸び 新空港開港後
- 2013年06月19日
- 政治・行政
施設面の課題も
3月7日の南ぬ島石垣空港の開港後、乗降客数で1.8倍、国際チャーター便で3.9倍に伸びていることが、石垣市議会の一般質問で報告された。砥板芳行氏に石垣雅好建設部長が答えた。一方、砥板氏は現施設の課題を指摘し、改善を求めた。 答弁によると、3月の着陸回数は923回で乗降客数は19万803人と前月から約1.8倍の伸び。国際チャーター便の着陸回数は昨年12月から3月までの1カ月平均で1.6回だったが、3~5月までの平均は6.3回と3.9倍に増えた。 石垣部長は「今後も国内線、国際線で定期便、チャーター便が増えると思う」と述べる一方「7月には新たな航空会社(スカイマーク)が参入するので、スポットが過密になることが予想される」としてエプロンの拡張について県と調整する考えを示した。 施設の狭さが指摘されている国際線ターミナルについても「県と市、ターミナル社の3社で協議を進めている」と述べた。県が9月補正で改修費用を計上するという。 機能面について吉村乗勝部長が「中華航空から10項目の要望が出ている。国際線受け入れ検討連絡会議を立ち上げ課題をクリアしていきたい」と答弁した。
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