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ヤシガニ実態調査へ 保護条例制定を検討

6月補正に提案

 石垣市は、市議会6月定例会に提出中の2013年度一般会計補正予算案で、新規27件を含む33件の沖縄振興特別推進交付金事業4億1198万円を計上した。輸送能力が向上した新空港の機能を生かすため農水産物の流通戦略を構築する事業や、資源保護を目的としたヤシガニの生息実態調査事業などを新規に盛り込んでいる。ヤシガニは乱獲などで個体数が減少しており、対応が求められていた。流通戦略構築実証事業(3000万円)では、新鮮な野菜類や花卉(かき)類、活魚などの農水産物の輸送を鮮度・品質を保ったまま迅速に行えるようモデル事業を実施する。  ヤシガニ生息実態調査事業(1000万円)は、食文化や観光資源としてのヤシガニを持続的に活用できるよう繁殖場所や生息環境を調査するほか、ヤシガニに含まれる成分の分析も行う。これを踏まえて資源保護条例を制定し、保護区や捕獲禁止期間を設ける考えだ。  ヤシガニについては、独立行政法人水産総合研究センター西海区水産研究所亜熱帯研究センターが2005年から鳩間島で生態調査を行った例がある。  このほか、大浜地区歴史遺産活用事業(1644万円)は、国指定史跡フルスト原遺跡と、宇根井戸や大底御獄など歴史遺産と連結させるため土地を購入し、公園広場と駐車場を整備する計画。  集中豪雨で一部崩壊した於茂登岳山道については登山ルートを調査検討し、整備まで行うため1000万円を計上。  教育関係では、学力底上げ推進支援を行う支援費派遣事業(2700万円)で市街地校に支援員計18人を配置するもの。  体験学習助成事業(873万円)は、小学生20人を奈良・京都に、中学生30人を東京にそれぞれ派遣し、さまざま体験を通して学習とコミュニケーションスキルの向上につなげる予定だ。  今回の補正で交付金事業は計75件、総事業費11億6150万円となる。

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