「生き物は助け合ってる」マングローブの生態系を体感
- 2013年06月13日
- 地域・教育
野底小3年生が校外学習
野底小学校(西前津松市校長、児童43人)の校外学習が10日午後、同校敷地に隣接している西浜川で開かれた。3年生9人が参加し、県立石垣青少年の家の小菅丈治さんからマングローブの生態系について説明を受けたり、実験を行ったりしながら動植物の共生を学んだ。 児童らは西浜川でオヒルギやヤエヤマヒルギの葉を1枚選び、割りばしを付けて地面に固定する実験を行った。 時間を置いて再び西浜川に向かうと、ミナミアシハラガニが食べたと見られる跡が付いた葉が見付かったほか、固定した場所からなくなっているケースもあり、児童たちは「葉っぱがない!」「かじられた!」などと歓声を上げた。 小菅さんは生態系のメカニズムを紹介し、「マングローブもミナミアシハラガニもお互い助け合い、つながりながら生きている」と強調した。 横田ゆららさん(8)は「カニが葉っぱを食べるなんて思っていなかったので、なくなっていて本当に驚いた」と感想を語った。
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