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カンムリワシの事故多発 保護件数今年すでに10件

運転者に注意喚起
 2013年に入ってから交通事故などでカンムリワシの死亡・保護件数が急増しているため、環境省那覇自然環境事務所(植田明浩署長)では運転者に注意を呼びかけている。同事務所によると、交通事故や衰弱による死亡・保護件数は22日までに石垣島で6件、西表島で4件の計10件発生しており、2012年の12件(石垣島6件・西表島6件)に迫っている。  石垣島で死亡・保護された6羽のうち、5羽が死亡。1羽は骨折していたために沖縄本島の動物病院で治療を受けいる。過去5年間で最も死亡・保護件数の多かった2010年同時期の9羽に迫る勢いとなっている。  交通事故は、4羽で石垣自然保護官事務所ではカンムリワシの交通事故が多い石垣島北西部地区の2カ所に注意喚起を呼びかける看板を設置し、ドライバーに注意を呼びかけている。  西表島の死亡・保護件数は4羽で例年より多く、1羽が死亡、2羽が治療後に放鳥された。1羽は西表野生生物保護センターで治療中で、4件のうち2件は交通事故によるもの。  カンムリワシ・リサーチの佐野清貴代表は「山と水田が近い場所にはカンムリワシが生息しており、生息地付近でひかれているケースが多いと考えられる。ロードキルによるカエルなどの小動物を食べに路上に出てきてひかれることも多く、運転者にはカンムリワシの生息地の中を走っているということを気にかけてもらうことで事故防止につなげてほしい」と話す。  なお、石垣自然保護官事務所では、事故を起こした場合でも、故意でない限り罪に問われることはなく、事故防止対策を考える上でも事故当事者の意見は重要となり、迅速な救護で個体が助かる可能性も高まるため、カンムリワシをひいた場合には早急な連絡を求めている。  連絡は同事務所(82-4768)、市教育委員会文化課(83-7269)、西表野生生物保護センター(85-5581)。  過去5年間のカンムリワシ事故発生件数は2008年に石垣島4件、西表島2件。09年に石垣島6件、西表島5件。10年に石垣島14件、西表島4件、11年に石垣島9件、西表島5件、12年に石垣島6件、西表島6件となっている。
  • タグ: カンムリワシ天然記念物
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