野犬の家畜被害が増加 本年度はすでに9件
- 2012年11月23日
- 社会・経済
石垣市内で乳牛やアヒルなどが野犬に襲われる家畜被害が増加傾向にある。八重山保健所によると、2004年度の集中パトロール以降、減少傾向にあったが、2010年度から増加している。
家畜の被害は09年度3件、10年度10件、11年度18件、12年度は11月21日現在で9件発生している。
所有者不明の犬に咬まれる被害は例年2件程度だが、昨年度は8件、本年度はすでに2件発生。野犬は白保や川原、新川の牧場などで目撃されている。
同保健所によると、04年度のパトロールで野犬の数は減少したが、マナーの悪い飼い主による放し飼いや捨て犬などにより、野犬が増えてきたと見られており、引き続き飼い主のマナー向上を呼びかけている。
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