八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・鳩間島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

サガリバナ大群落の保護を 国立公園区域拡大を計画

北部約2ヘクタールで4万4000本確認
 環境省が西表石垣国立公園区域(陸域2万1958ヘクタール)の見直し作業を進めていることが12日、分かった。石垣島を国立公園に編入した2007年以降、北部の嘉良川流域を中心とする約2ヘクタールで約4万4300本のサガリバナ大群落を確認したとして保護の必要性を指摘している。石垣島では嘉良川流域、平久保川流域、久宇良岳南側を公園区域に編入する計画。環境省那覇自然環境事務所石垣自然保護官事務所が12日夜、地域住民への説明会を開始した。  千田智基上席自然保護官は「平成19年の時は見落としていたが、22年度に調査したところ、平久保半島北部でサガリバナの大群落を確認した。5年ごとの今回の見直しで拡大を検討したい」と説明した。  石垣島北部では平久保川流域の川沿いと嘉良川流域一体を編入し、併せて利用施設計画が可能な園地も追加する。久宇良岳では、優れた風致が保たれている南側を編入する。嘉良川流域は規制の厳しい第1種特別地域を検討している。  このほか玉取崎展望台直下の土地を公園区域への編入など、小規模な拡大や地区種類を格下げなどの変更も予定している。西表島については竹富町の要望を受け、拡大に向けた作業をしている。  同省は今回の区域拡大について「琉球諸島の世界自然遺産の登録には陸域と海域をつなぐ一体的な保護区の設定が条件」などと説明している。  同事務所によると、年内には拡大区域を確定。年明けには住民意見を募るパブリックコメントを実施、来年3月の中央環境審議会に諮問する予定だ。  13日は旧伊原間ドライブイン、14日は伊土名公民館で住民説明会を開催する。いずれも午後7時半から。西表島でも日程を調整している。
  • タグ: 西表石垣国立公園
  • ページ移動

    キーワード検索フォーム