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体力回復し野生へ 平得でカンムリワシ放鳥

 4月に県農業研究センター石垣支所付近で保護されたカンムリワシ幼鳥の放鳥が26日午前、市内平得のヘギナー橋付近で行われた。  カンムリワシは4月16日午後1時ごろ、同センター付近で衰弱して動けなくなっているところを宮里進さん(54)=公務員=に保護され、平田家畜病院(県野生動物救護獣医師)に搬送された。  目立った外傷などがなかったため、石垣やいま村(県傷病野生鳥獣保護飼育ボランティア)のケージでリハビリを行い、体力も回復した。  放鳥では、個体数調査のため、右足に「D」の文字が書かれた黒色のカラーリングを装着。環境省石垣自然保護官事務所のスタッフや宮里さんらが立ち会い、カンムリワシは地面に降ろされると勢いよく付近の森へと飛び去った。  宮里さんは「元気になって良かった。これからも力強く羽ばたき、成長していってほしい」と回復を喜んだ。  同保護官事務所によると、今年に入って保護されたカンムリワシは6羽。車両との衝突と思われる4羽のうち3羽が死亡している。昨年の交通事故件数の7件に迫る勢いで増加。  カンムリワシがエサのカエルなどを求めて道路上に降り立ち、交通事故に遭うケースがあるという。  これから本格的な夏の観光シーズンを迎え、レンタカーなどの交通量が増加することから、同保護官事務所では車の速度や路上の野生動物の動きに注意するよう呼びかけている。  また、カンムリワシ・リサーチでは、保護活動のデータとして活用するため、カラーリングを付けたカンムリワシの目撃情報を求めている。  詳細はホームページ(http://kanmuriwasi.web.fc2.com/)

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