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名蔵校で宇宙桜植樹 高知県仁淀川町が寄贈

八重農に増殖用贈る
 2008年11月にスペースシャトル「エンデバー号」で宇宙に運ばれた桜の種から育てられた「宇宙桜」の苗木2本が9日、高知県仁淀川町(大石弘秋町長)から名蔵小中学校(本成尚校長、児童生徒53人)と八重山農林高校(下地盛雄校長、生徒304人)に贈られた。  宇宙桜は、同町の樹齢500年の桜(学名ウバヒガン)の種200粒を地元の子どもたちが集め、08年11月15日に打ち上げられた「エンデバー号」で国際宇宙ステーションに運び、8カ月半滞在。同ステーションの日本の実験棟「きぼう」に乗り込んだ宇宙飛行士・若田光一さんとともに09年7月31日に地球に帰還。同町に戻された170粒の種のうち4本の桜が育ち、それが接ぎ木で50本に増えている。  今回贈られた苗はこのうちの2本。同県出身で、昨年、同町で講演したVERA石垣島観測局の責任者で国立石垣島天文台副所長の宮地竹史氏を通して贈られた。  名蔵小中学校では同日午後、今年幼稚園、小・中学校を卒業する21人の卒業記念植樹として正門脇に宇宙桜を植樹した。  同校の本成校長は「宇宙桜が皆さんに力を付けてくれると思う。意義深い卒業記念の植樹となった」とあいさつ。同天文台の宮地副所長は、宇宙桜が贈られた経緯を話し「VERA10周年ということで名蔵小中学校の子どもたちに育ててもらうことになった。宇宙桜を育てることで宇宙に夢を持ち、自分の夢も咲かせてほしい」とあいさつ。  中山義隆市長も駆けつけ、激励した。  この後、生徒の代表や本成校長、中山市長、宮地氏らが宇宙桜を植樹した。  生徒を代表して同校の譜久村しほりさん(3年)は「自分たちの卒業に宇宙桜がもらえてうれしい。これから皆で大事に育てたい」と感謝した。  苗木を受け取った八重農緑地土木科1年の大嵩浩斉さんは「(学校で)大切に育て、増やしていきたい」と、増殖に意欲をみせた。  植樹した桜は、気象面の問題がクリアされれば、早ければ1、2年で開花する見込み。
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