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今月末に製糖開始へ 小浜島

新工場完成遅れる
製品への影響も懸念
 【小浜】竹富町が島内で建設を進めている新製糖工場(含みつ糖製造)は昨年11月からの長雨で工事が遅れ、施設の完成引き渡しは20日前後と大幅にずれ込む見通しとなった。これにより操業開始も今月下旬になるものとみられ、糖度の低下で製品への影響も懸念される。  町農林水産課によると、建築工事は完了し8日に検査を予定しているが、プラント工事の配管整備が未完成。  野底忠課長は「残業を依頼するなど努力したが、プラント間の連結工事が間に合わなかった。2月3日に工事の進ちょく状況の地元説明会を開催したが、工事が遅れたことで再度、今後の見通しをしっかりと立て、生産農家に説明したい」と話している。  富本傳副町長も「工期内完了をお願いしてきたが、天候には逆らえなかった。できる限り、スムーズな操業につなげることが大切」と説明した。  小浜島では当初、今期原料を2700トンと見込んでいたが、長雨で病害虫の駆除が行えず、2300トンに下方修正している。  町は工場を運営する指定管理者のJAおきなわと協定締結に向けて調整も済ませており、今期から刈り取り機も導入する予定。野底課長は「刈り取り機の有効活用に向けた組織体制づくりも行いながら、早期の操業開始に努めたい」と話す。  しかし、新工場は1日50トンの原料処理能力しかなく、今月下旬に操業が始まった場合、糖度が落ち始める4月下旬も操業が続くため、製品への影響が懸念される。
  • タグ: 小浜島製糖
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