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魚に「尖閣ブランド」石垣市、地域商標申請へ

 石垣市は尖閣諸島海域で漁獲された魚類の冠に「尖閣」とつける地域団体商標の登録申請を準備していることが29日までに分かった。2011年度一般会計の12月補正予算で、魚介類ブランド化事業補助金として20万円を確保、八重山漁協(上原亀一組合長)に申請にかかる費用を全額補助する。特許庁への申請から商標の管理までを八漁協にしてもらう計画だ。  水産品の商標は「関さば」「関あじ」が有名。1996年に全国初の商標登録が認められ、06年には「関さば」が第一弾の地域団体商標を取得している。  市は、尖閣周辺で漁獲される魚に「尖閣マグロ」などと付け、ブランド化したい考え。どのような魚を対象とするか、「尖閣」がどの海域を指すのか、といった具体的な計画については今後詰めていく。  中山義隆市長は2010年9月7日の中国漁船衝突事件後、実効支配には経済活動が必要と主張し続けてきた。尖閣ブランドはその一環。さらに石垣市の行政区域としての尖閣をPRする狙いもある。中山市長は「尖閣がつくことで東京など大手市場で売りやすくなり、良い値で取引されるのではないか」と期待する。  一方、漁業者からは「なぜ尖閣だけか」との疑問の声もあるというが、上原組合長は「漁協の管理下におくことで変な使われた方をさせず、コントロールできるようになる。漁協としては尖閣問題で刺激を与えたくない」と予防的な意味合いを強調する。来月に予定している理事会に尖閣ブランドの案件を図る方針だ。

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