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戦争の悲惨さを訴え 遺族会が平和コンサート

 八重山戦争マラリア遺族会(篠原武夫会長)の「戦争マラリア平和コンサート」が16日夜、市民会館中ホールで開かれた。今年で10回目の節目を迎え、コンサートは、例年とは異なる演劇スタイルの舞台も披露した。子どもたちが戦争マラリアの朗読劇を演じ、また、多くのグループ団体が音楽を通して平和の尊さを訴えた。  平和コンサートは、慰霊の日の6月23日に平和祈念館で開かれるのが恒例だが、今年はより多くの人に平和の大切さや戦争の悲惨さを伝えようと、繰り上げ開催した。  舞台では、小中学生が戦争マラリア証言集「悲しみをのり越えて」を題材にした朗読劇「おおごまだらのおつかい」でマラリアにおびえた疎開生活、食糧難の苦しみを訴えた。  劇中では、いしがき少年少女合唱団、石垣女声コーラスあかようら、八重山出身の歌手や楽器演奏者が、平和への願い、故郷への思いを音楽に込めて熱唱した。  観客の中にはハンカチで目頭を押さえる人の姿も見られた。  同コンサートの音楽・ディレクターを務めた田本徹さんは、自身が作詞作曲した「戦争マラリアがなかったら」を初披露。「第二の戦争と言われている戦争マラリアを世界中に伝え、平和を願いたい」と話していた。

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