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紙芝居で平和の尊さ訴え 戦争マラリアを語り継ぐ会

郡内各校で上演へ
 23日の「慰霊の日」に向けて郡内の小中学校で平和学習が行われるのを前に、戦争マラリアを語り継ぐ会(玉城功一会長)は、紙芝居で戦争マラリアの悲惨さを伝えていこうと、2日から大浜信泉記念館で勉強会を開いている。昨年10月に行われた朗読劇「ハテルマ・ハテルマ」に続いて、劇作家・演出家の栗原省氏=和歌山県=が製作したもので、同会では今月中旬から郡内各小中学校で紙芝居を披露する。  平和学習で使われる紙芝居「ぬちどぅたから みつふおばぁーの話」は、戦争マラリアで家族16人を亡くした波照間島の故・大泊ミツフさんをテーマにしたもの。  3日午後の勉強会では、栗原氏が講師を務め、紙芝居で戦争マラリアの悲惨さを伝えるポイントを解説、「紙芝居の裏に書いてある文章を読むだけではなく、観客と対話や交流をしながら紙芝居の絵に沿って話を進め、心を伝えてほしい」と強調した。  また、「朗読劇では戦争マラリア全体の中でミツフさんが出てくるが、紙芝居ではミツフさんを中心に全体像をどう伝えられるかが重要だ」と朗読劇との違いについてアドバイスした。  会員からは「ミツフさんの体験を第三者として説明するだけでなく、ミツフさん自身が話している口調でもいいのではないか」といった意見も出され、同会では4日から本格的な練習に取り組む。  玉城会長は「戦争体験者が次々と亡くなっているので、各学校も平和学習に苦労していると思う。体験文を読むだけでなく、マンネリ化していないかという危ぐもあり、いろんな工夫をしながら戦争マラリアの実態を語り継いでいきたい」と話した。
  • タグ: マラリア平和学習
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