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カンムリワシ死亡個体すでに6件 過去2年を上回る

 交通事故や衰弱などによって石垣島で救護されたカンムリワシは今年1~4月の4カ月間で10件となり、このうち死亡した個体は6件で、2010年と09年に確認された年間の死亡個体数をいずれも上回った。西表島では1~4月に8羽が救護され、わずか4カ月間で前年1年間の7羽より多いカンムリワシが保護される事態だ。  カンムリワシ・リサーチ(佐野清貴代表)や環境省石垣自然保護官事務所のまとめで分かった。  カンムリワシは国の特別天然記念物で、国内では石垣島や西表島など八重山にしか生息していない。環境省のレッドリストでは「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い」とされる種絶滅危惧1A類。  カンムリワシが救護に至る要因としては、交通事故や衰弱が挙げられている。カンムリワシの交通事故は、路上にいるヘビやカエルなどを食べようとしたカンムリワシが、走ってきた車に傷つけられるもの。  09年以降に石垣島で救護された個体39羽のうち、交通事故で救護された個体は27羽で全体の約7割を占めている。  西表島で今年1~4月に救護された8件の内訳では、交通事故による救護4件に対して、衰弱による救護も3件と少なくない。カムリワシ・リサーチ会員の松本千枝子さん=西表島古見=は「今年は衰弱による救護が目立つ」と話す。

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