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今年は咲くか「入学式が楽しみ」 大浜中のデイゴに花芽

 NPO花と緑の石垣島(前津栄信代表)が去年6月にデイゴヒメコバチを駆除する薬剤を注入した大浜中学校のデイゴに花芽が付いていることが確認されており、宮良学校長は「先月末に付いた花芽がだんだん大きくなっている。ここ何年かデイゴの花を見ていないだけに、4月の入学式が楽しみ」と期待する。  同校ではこれまでに、デイゴヒメコバチの被害をうけたデイゴ5本を切り倒した。生徒の安全を確保するための措置。さらにもう1本を近く切り倒す予定。一方、薬剤を注入したデイゴは3本あり、花芽はこのうちの1本で確認された。  すべてのデイゴに薬剤を注入することができないなかで、残すべきデイゴと枯死や切断はやむをえないとするデイゴの選択が結果的に行われたことになる。  前津代表は7日午前、花芽を付けた同校のデイゴを観察。幹と葉をつなぐ葉柄にヒメコバチによるこぶがない点に着目し、「葉柄にこぶができると、葉の光合成ができなくなり、木が衰弱していくが、葉柄にこぶがない。薬剤の効果がはっきりしている」と話した。また、「ヒメコバチは石垣島からいなくなったわけではない」として今年も駆除作業を続けたい考え。  今回花芽を出しているデイゴは高さ11メートルの大木で、生徒たちが自転車を置く駐輪場のすぐそばに立つ。宮良校長は「生徒たちがよく行き来する場所に生えているデイゴなので、真っ赤な花が咲いたら、とても気持ちいいのではないか」と話している。  デイゴヒメコバチの駆除薬は昨年4~6月に石垣島と竹富島で注入作業が行われ、先月から花芽が確認され始めている。

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