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国立公園編入で意見交換 波照間で住民説明会

 【波照間】農村集落センターで21日、西表石垣国立公園編入説明会が開かれた。竹富町自然環境課の白保隆男課長が同国立公園の経緯を説明。西表島の一部と鳩間島、波照間島が対象外となっているため、「竹富町全域を国立公園に指定したい」との方針を示した。また環境省石垣自然保護官事務所の田村努氏が国立公園について「建築や伐採の規制により自然の景観を保護し、施設の設置により公園の利用を推進するもの」としたうえで、「国立公園の地域編入で生活に支障はない」と強調した。  波照間での国立公園設定案は、高那崎の中心部を規制の厳しい第1種特別地域に、ニシハマからペー浜と高那崎周辺の海岸を第2種特別地域に設定。その海岸から2キロの海域を海中公園地区とする。民家や畑などほとんどの地域は「普通地域」となり、通常の家屋の建築等については規制はされない。  住民からは「海中公園となることで、釣りや貝の採取も規制されるのか」という質問があり、「熱帯魚など規制の対象となる魚もあるが、生活のためにとってきた魚は除外される」と回答された。  また「すべての海岸線を2種に設定して開発を規制すべきだ」「国立公園になって良かったと住民全員が思えるようでないと、計画を進めるべきではない」など、参加者は11人と少ないながらも、活発な意見交換が行われた。  今後も説明会を通して地元の意見を取り入れ、来年春の登録を目指す。(本比田里奈通信員)

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