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新空港ターミナル、国際線対応が課題に 「専用施設が必要」と設計外す

 旅客ターミナルビルの基本設計業務を終えた石垣空港ターミナル(株)(大原正啓社長)は今後、国際線ターミナル、八重山らしさの演出、店舗整備、地元業者への発注などへの対応を検討することになる。  国際線については「便数が多く、間仕切りでは対応できない」と基本設計から外した。専用施設が必要と判断したためで、場所はターミナルビルと貨物ターミナル地区の間を想定し、施設規模などについて検討に着手。大原社長は「問題は採算性」と指摘した。  スカイマークなど新規参入の計画もあることから国際線と反対側のスペースも確保している。  基本設計は、建物の外観に八重山らしさはみられない。赤瓦を配すると、宮古空港のように「台風で吹き飛ばされる可能性がある」として断念、「機能を重視した」という。施設内外の樹種、施設内の展示物、伝統芸能の紹介などを通して八重山らしさを演出する考えだ。  同社は概要発表前に、地元の関係者で構成する八重山らしさ検討委員会(委員長・大原社長)を立ち上げた。大原社長は「八重山らしい雰囲気をどう表現するかが、ソフト面の課題となる。地元の知恵を反映させていきたい」と話した。  一方、店舗空間は1階到着ロビーの両脇に4カ所、2階の搭乗待合室に2カ所確保されているが、何店舗を入居させるのかどうかは決まっておらず、「1年かけて店舗整備の方針をまとめたい」と説明。  八重山建設産業団体連合会と市議会から要請のあった地元完全発注についても「会社は公共性の高いが、民間会社として経営の責任が大きい。技術面、管理性、生産性を考慮に入れながら検討したい」(大原社長)と述べるにとどめた。

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