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5月、連休明けといえば昔は五月病の…

 5月、連休明けといえば昔は五月病の季節であった。(あるいは今も?)▼新大学生や社会人1年生が目指していた大学や会社に入り、これからという肝心な時に、目的を達成した安堵(あんど)感と当面の目標を失ったという虚脱感からノイローゼ気味になる症状である▼実はもう1つ要因がある。周囲のすべてが自分と同等の能力の持ち主なので自信喪失に陥るのである。地方出身ならばその上、急に都会生活を始めたストレスが加わる▼私自身、大学進学の際、八重山からいきなり大東京へ出てそれらをすべて味わった。しかしまた、あまりにも生活の変化が急激だったので、アップアップしているうちに危険な時期を通り過ぎた気がすることもある。その苦しさは全く変わらないのだが▼現在の子供たちや高校生は毎日の生活がほとんど都市化していて、交通、通信も至便となり、テレビ、ケータイ、インターネットなど疑似都会を体感しているのでそんな心配はないともいえるが、余裕のある分、それだけかえって心理的に深く落ち込むということもあり得る。五月病の発症の時期が、少し休憩をとった連休明けであることがそれをよく示している▼私は職業柄これまでたくさんの新学生を送り出してきたが、五月になるといつも少々気がかりなのである。(八重洋一郎)

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