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筆者がウチナーンチュ(沖縄県人)に生まれ…

 筆者がウチナーンチュ(沖縄県人)に生まれてよかったと常々思うことがある。暑い夏場に出回るゴーヤ(ニガウリ)のことである。あの苦味とさっぱりした清涼感は、沖縄の夏の食卓には欠かせない▼ゴーヤは定番のチャンプルーのほかサラダやジュースなど生で食べる料理法もあり、レパートリーは多い。しかもビタミンCが豊富で、夏バテ防止にも効果があるなど、いいこと尽くめの野菜だ▼きょう8日は、ゴーヤの地産地消を推進し、県外にPRしようとJA沖縄経済連と県が1997年に語呂合わせで制定した「ゴーヤの日」である▼近年、そのゴーヤを取り巻く環境も変わりつつある。北海道や九州ではハウス栽培され、台風被害で県産野菜が不足した時には沖縄に逆移入される現象も▼品種も在来の中長やアバシーのほか、苦味を抑えた本土向けの群星や島風、汐風、夏盛りなど改良品種が誕生している。でも、サンサンと輝く太陽光を浴びて育った沖縄産ゴーヤにはかなわないだろう▼ゴーヤの日のきょう、石垣市の小中学校では給食にゴーヤチャンプルーが出るという。ところが、給食センターによると、郷土食メニューの日は総じて食べ残しが多いという。こういうのを食べない若い世代の家庭が増えつつあるのか気になる話でもある。(南風原英和)

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