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大浜市長「石垣市民に不安と混乱」 オバマ大統領に書簡

米艦船寄港で反対訴え
 在日米海軍の掃海艦2隻が「乗組員の休養と親善・友好」を目的に4月3日から5日にかけて石垣港に寄港を予定している問題で大浜長照市長は24日、役所内で会見した。「石垣港は純然たる民間港。超過密な港湾に軍艦を受け入れる余地はない。市民の安心安全を守る立場から応じられない」とあらためて反対の意志を表明、25日に再度訪れる外務省の担当者にも同様の内容を伝える考えを示した。一方、23日付でオバマ大統領あてに「絶対に受け入れられるものではない」とする書簡を送ったことも明らかにした。  大浜市長は、乗組員128人が上陸することについても「上陸した場合、どういう行動をするかわからない。基地のあるまちで米兵による事件、事故が頻発している中で到底応じられない」と述べた。  米軍側は当初、4月1~3日の日程を通知してきたが、クルーズ船や貨物船の入港により石垣港に接岸できる余裕がなかったため延期した。前回は回答期限を設けた通知だったが、今回は一方的な通告。外務省側は、国内の港を使用できると定めた日米地位協定、不平等な取り扱いを禁止した港湾法に沿った判断を市側に求めている。  大浜市長は「地位協定は、互いに理解した上で入ることができるとの地位を与えてるのであって、強引に一方的に割り込んでくるものではない。日米安保上、有事の際の利用は理解できるのであって、今回のように一方的に友好親善と言っても受け入れられない」と反論。  港湾法についても「民間港湾は軍艦の入港を想定せずにつくられた。民間船と軍艦を同列に考えるべきではない」と疑問を呈し、「軍艦は危険物を積んでいる。万一事故が起きたら(港湾管理者として)責任がもてない。市民の安心安全を守るためにも応じられない」と重ねて反対した。  オバマ大統領あての書簡は「国際的な軍事情勢とは一切無縁の石垣市民は大変困惑しており、大きな不安と混乱を招いている」として「歓迎できないことに理解と英断をいただきたい」と訴えている。
  • タグ: 在日米軍
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