アンパルの移り変わり聞く 名蔵中生徒がお年寄りから
- 2009年03月01日
- 地域・教育
名蔵中学校(新崎洋子校長)の1、2年生19人が25日午後、地元のお年寄り14人を学校に招き、名蔵川河口の湿地、アンパルのかつての様子を聞き取る活動を行った。同校は県社会福祉協議会やみずほ財団の支援を受け、アンパルを舞台にした活動を続けており、今回の聞き取りはその一環で行った。
生徒たちがアンパルで捕った生き物やその食べ方などを尋ねたところ、「大きなガサミを肥料袋いっぱい捕った。宮古から移民してきたばかりのころは、ガサミの捕り方が分からず、雨靴のまま踏んで、押さえつけて捕った」などの答えが返ってきた。
「時代が変わってガサミもいない。せっかく指定された(ラムサール条約の登録湿地になった)のに、さみしい」と話すお年寄りもいた。
グラウンドゴルフによる交流も行った。
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