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特別講演会「イシガキニイニイの保護を」

絶滅危ぐ、重要性を訴え
 特別企画「石垣島の森を知ろう!」(石垣市教育委員会など主催)の講演会は18日午後4時から、米原公民館で開かれ、絶滅が危ぐされている石垣島固有種のセミ、イシガキニイニイなどの講演に大勢の市民が詰めかけ関心の高さをうかがわせた。講演会は、市民に文化財保護意識の啓発を図るとともに、島内で急増している天然記念物密猟の監視体制づくりにつなげようと開かれた。  講演前にセミについて解説した埼玉大学教授の林正美氏は「琉球諸島には日本全土の33種のセミのうち、19種が生息しているが、石垣島はその中でも10種が生息するなど、国内におけるセミの宝庫であること」を紹介した。  このあと、セミについて長年研究している島村賢正氏(八重山商工高校校長)が「イシガキニイニイの七不思議」と題し講演。ヤエヤマクマゼミやイシガキヒグラシなど石垣島に生息する10種類のセミの鳴き声と食草木についてスライドを使って解説した。  この中で、「絶滅危ぐ種のイシガキニイニイは米原のヤエヤマヤシ群落にしか生息しておらず、近年、その生息域がわずかな範囲にとどまっている」と述べ、地域住民に貴重な生物を守るための意識高揚を促した。  講演はこのほか、金城政勝氏(熱帯生物圏研究センター西表実験所准教授)が「米原のヤエヤマヤシ群落に生息する昆虫」、佐々木健志氏(琉球大学資料館風樹官学芸員)が「石垣島の自然と野生生物の魅力」と題しそれぞれ話した。
  • タグ: イシガキニイニイ絶滅危惧種
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