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天然記念物「島外持ち出し防止を」 市教委が関係機関に要請

 石垣市教育委員会文化課(太田静男課長)は26日午前、大阪航空局石垣空港出張所の会議室で第1回指定文化財(天然記念物)等の持ち出し禁止の説明会を開き、参加した空港関係者に、指定文化財等の島外持ち出しを防止するため協力を求めた。文化課によると、石垣市内に生息するアサヒナキマダラセセリやセマルハコガメなどの指定文化財(天然記念物)が島外に持ち出され、インターネットなどで販売されているケースがあり、その対策が必要と言う。  説明会では、同課職員が、コノハチョウやアサヒナキマダラセセリ、キシノウエトカゲ、セマルハコガメ、オカヤドカリ、イシガキニイニイなど国や県の天然記念物や市指定文化財の概要や、文化財保護法などの関係法令を説明。空港で島外持ち出しを防ぐよう、協力を求めた。  これに対し航空関係者から「観光客が子どもへの土産としてヤドカリを持ち帰ろうとしたのを回収したことが何度かある」として適切な対処方法を聞いたのに対し文化課は「ヤドカリは全面的に採取が禁止されている」として、回収後、文化課への連絡を求めた。  また、手荷物検査のX線では「亀の甲羅は映るがチョウなどは映らないので検出は不可能」として、マニアなどの搬出ルートを解明しないと、持ち出しの特定は難しい、との指摘も出た。  また「植防などのように持ち出し禁止のパンフレットを配布してはどうか」との意見も出た。  文化課では、今後、指定文化財類の島外持ち出しを防止するため、禁止する指定文化財のポスターを作り、空港関係者に配布し、水際での持ち出し防止に協力を求めることにしている。

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