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長雨で農作物に被害 新タマネギ収穫できず

園芸作物中心に影響広がる
 郡内では、1月中旬から続く長雨の影響で、新タマネギやカボチャなど園芸作物に実の肥大不足や着果不良、病気の発生などの影響が出ているほか、定植期の葉タバコでは、整地ができず路地ほ場への定植が遅れるなど、各方面に長雨の影響が広がっている。石垣島地方気象台によると、1月の日照時間は72.4時間で平年の88%。1月21日から2月7日の18日間に限っては4.3時間で平年の9%と極端に少なくなっている。  JAおきなわ八重山地区営農センターによると、新タマネギは、収穫期を迎えているものの、長雨が影響し、実の肥大が不足しているほか、病気が発生。収穫ができない状態が続いている。  また、カボチャでも実の肥大不足と病気の発生で収穫に影響が出ているほか、雨が授粉に影響、着果不良が生じている。  トマトでは、着果不良とともに、着果した果実も色素や糖度の乗りが悪い、という。  ハウス栽培のインゲンでは、ハウス内の湿度の上昇で茎にカビが発生。ゴーヤも授粉に影響し、着果不良を起こしている。  発生している病害には薬剤散布が必要だが、雨で散布もできない状態が続いている。  一方、1月下旬から定植が始まっている葉タバコは、サトウキビ収穫後の畑など路地ほ場で整地ができず、定植に遅れが出ている。  新タマネギを栽培している農家は「長雨で実の肥大が悪く、病気も発生している。散布したくても雨でできない。八方ふさがり。今期から面積を拡大したが、まだ1度も収穫できない」と嘆いた。  また、同センター園芸協議会の前盛善宣会長は「園芸作物全般に影響が出ている。各作物を安定的に生産するために、今後は行政やJAと連携しながら、台風や長雨対策としてビニールハウスなどを使った栽培方法を確立する必要がある」と話した。
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