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乗降客数14年ぶり減少 石垣空港07年利用状況

3万2941人下回る
復帰後最大、3カ月連続前年割れ
 石垣市空港課(玉吉秀清課長)は11日、石垣空港の2007年の利用状況をまとめ、公表した。乗降客数は192万4420人で前年を3万2941人(1.68%)下回った。乗降客が前年を下回るのは93年以来14年ぶり。3万人台の減少は復帰後最大。10月~12月まで3カ月連続の前年割れが大きく響いた。航空各社は「本土からの団体客の落ち込みが大きい」としている。「石油製品や食品類の価格上昇を受け、消費者の財布のヒモが固くなった」(観光関係者)との見方もある。  利用を乗降別に見ると乗客が96万6262人(前年比1.58%減)、降客が95万8158人(同1.79%減)。いずれも前年を下回った。  年間の利用状況は、上半期(1~6月)が4月と5月に前年を下回ったものの、3月に過去最高の20万5379人を記録するなど残りの月が顕著に伸び、前年を3541人上回った。  一方、7月からの下半期は7月と9月に前年を上回ったほかは、8月、10月~12月の4カ月で前年割れした。特に10月に前年を約2万8000人割り込んだのをはじめ、10月~12月の3カ月で前年から4万5658人もの大幅減となった。  航空会社別では、琉球エアーコミューター(RAC)が前年を4458人(17.4%)上回る3万64人と実績を伸ばしたほかは、日本トランスオーシャン航空(JTA)が前年比2万1094人(1.7%)減の123万8745人、全日空(ANA)が同1万8786人(2.8%)減の65万3130人と、いずれも前年実績を割り込んだ。去る12月28日から波照間便を運航したエアードルフィンが69人を運んだ。JTAでは、東京便が前年を上回ったものの8月以降、連続して前年割れした。関西方面は、関西便が前年を上回ったものの、伊丹、神戸便で前年比約2万6000人の大幅減となった。  那覇便は顕著に伸びた。ANAは、06年11月以降、本土直行便が休止。那覇便1本となり、前年を約1万9000人下回った。  RACは、与那国、宮古便が顕著に伸びた。  乗降客について航空各社とも「上期の9月までは好調だったが、下期に入って低迷、鈍化している」と現状を分析。  減少の要因については「明確な要因は分からないが、東京からの団体客などの落ち込みが大きい。消費者マインドの落ち込みがあるのではないか」(JTA)。「東南アジアが伸びている。団体客が東南アジアにシフトしているのではないか」と分析している。  今後の動向については「今後5年間は大幅な伸びは期待できず、伸びても微増ではないか」(ANA)と厳しい見方をしている。  一方、航空貨物は一般貨物が1万1690トン、郵便が7116トンで、前年から微増している。

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