漁業者、安全操業に不安 市長尖閣視察
中国の出方懸念
日中間で緊張状態にある尖閣諸島を巡り、中山義隆石垣市長が1月31日に行った海上視察が波紋を呼んでいる。「尖閣で漁をする海人の会」の活動再開を準備している漁業者は「操業実績をつくりたいが、中国の出方によっては操業できなくなる恐れもある」と今後を不安視する。日中関係の専門家も安全保障上の観点から疑問視する。
海人の会は数年前から活動を休止しているが、一本釣りや集魚灯の漁船7、8隻が再開を予...