「命の選択」迫られる 医療現場崩壊寸前
八重山病院 手術3件延期、本島搬送も
新型コロナウイルス拡大の影響で県立八重山病院(篠崎裕子院長)は12日、予定されていた手術3件を延期した。現在、同病院には15人の新型コロナ感染者が入院し、11日の時点で2人が重症。これ以上の重症患者の受け入れは厳しい状態となっており、いつ医療崩壊となってもおかしくない状況だ。同病院の新型コロナ対策本部長の上原真人麻酔科医師は「市民が考えているコロナの状況と医療従事者が実感している状況は温度差が...