自然環境保全地域ウミショウブ藻場 網取湾で消失、崎山湾で減少 アオウミガメが採食
- 2019年09月08日
- 自然・科学
西表島南西部 生態系への悪影響を懸念 環境省、採食防止へ
【西表】南西部の崎山湾・網取湾自然環境保全地域で、海草「ウミショウブ」の藻場がアオウミガメの採食で消失・減少していることが分かった。環境省西表自然保護官事務所によると、網取湾ではすでに藻場が消失、崎山湾でも全体的に繁茂しているエリアがなくなっている。同事務所は、藻場を利用する魚類など生物の生息・産卵場所がなくなるとして生態系への悪影響を懸念、今年度にアオウミガメの採食防止対策に向けた計画を策定...