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カテゴリー「自然・科学」の検索結果は以下のとおりです。

10年間で1億円支援 ダイキン・竹富町・西表財団

自然環境を守る活動を支援するためダイキンが竹富町、西表財団と協定を締結した=15日午後、西表野生生物保護センター自然環境を守る活動を支援するためダイキンが竹富町、西表財団と協定を締結した=15日午後、西表野生生物保護センター
自然環境保全へ三者協定
 【西表】ダイキン工業(十河政則社長、本社・大阪市)は15日、西表野生生物保護センターで竹富町、西表財団(河合正憲理事長)と連携し、西表島の自然環境を守る活動の後押しを目的とする三者協定を結んだ。同社は10年間で1億円を支援し、同財団が中心となって島内で分布を広げつつある野生化したヤギ(ノヤギ)の行動追跡モニタリング調査や同島周辺海域で最後の自生地とみられるウミショウブの保護、回収が困難なマング...
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イリオモテヤマネコとカンムリワシ 種間共存の仕組みDNAで解明

共存の仕組みの一端が解明されたイリオモテヤマネコ(環境省提供)とカンムリワシ共存の仕組みの一端が解明されたイリオモテヤマネコ(環境省提供)とカンムリワシ
 琉球大学大学院理工学研究科修士課程学生(現・京都大学大学院理学研究科博士課程学生)の戸部有紗氏らの研究グループは、西表島のイリオモテヤマネコとカンムリワシの食性をDNAを用いた手法で解析し、資源の限られる小さな島での種間の共存の仕組みの一端を解明した。同研究成果は、国際学術誌「Scientific Reports」に2日付でオンライン掲載された。  研究では、西表島の食物連鎖の頂点を占める...
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西表島世界遺産センター設計進む 26年度供用開始目指す

基本設計で示された西表世界遺産センターの鳥瞰図。手前側が県道215号線、左側に大原庁舎が予定されている基本設計で示された西表世界遺産センターの鳥瞰図。手前側が県道215号線、左側に大原庁舎が予定されている
竹富町、今年度にも着工
5つの展示室/生物多様性を体感
 竹富町は西表島大原で建設予定の西表島世界遺産センターの実施設計を進めており、今年度の着工と2026年度中の供用開始を目指している。昨年度まとめた基本設計によると、バリエーション豊かな五つの展示室による施設内展示と生物多様性を体感するフィールド展示を予定、西表島の魅力や世界自然遺産の価値を肌で感じる施設として計画している。地域イベントなどで使用できる多目的スペースやセンターとは独立したカフェも整...
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入賞作品14点決まる 花と緑の街角コン

応募のあった場所を見て回った審査委員ら=14日、石垣市内大浜応募のあった場所を見て回った審査委員ら=14日、石垣市内大浜
23日付本紙で紹介
 「育てて!感じて!楽しんで!花と緑の輪を作ろう!」をテーマにした「第22回花と緑の街角コンテスト」(主催・八重山毎日新聞社、共催・メイクマン石垣店)の作品審査が14日、石垣市内で行われ、入賞作品14点が決まった。  同コンテストは、自薦他薦のあった郡内の個人や団体が手がけた植栽や花壇、庭などを審査・表彰することで、花と緑があふれる街づくりを推進するもの。 今年は郡内の個人や団体、職場などか...
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良好な生息状況を報告 ヤギの分布拡大に懸念も

事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われたイリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会=14日午後、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われたイリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会=14日午後、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンター
ヤマネコ保護増殖事業
 イリオモテヤマネコ保護増殖事業検討会(座長・石井信夫東京女子大学名誉教授)の2023年度会議が14日、国際サンゴ礁研究・モニタリングセンターとオンラインで行われ、同事業の実施状況や次年度の保護増殖事業の取り組み方針などについて話し合われた。環境省や県、竹富町、民間団体などが参画する10年保全計画連絡会議の交通事故対策や外来種問題、生息地や感染症に関する調査などの活動実績も報告された。  定...
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竹富町 海岸利用の野営規則策定へ

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西表島西側中心に9カ所で
 国が認定する自然体験活動促進計画の策定を目指す竹富町は、これまでルールがなく、利用実態が不明だった西表島海岸での野営の状況を把握し、環境保全と適正利用に配慮した計画づくりの動きを加速させている。同計画は国立公園の魅力を活用した自然体験活動の提供に関する方針を西表島エコツーリズム推進協議会が作成し、質の高い自然体験活動の促進を目的とするもの。今後、ガイドラインや管理計画、利用区域などを確定。定め...
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遂に「12年株」単収10㌧達成 さとうきび株出し、機械入れず肥培継続

3日の搬入で「12年株で単収10㌧」の目標を達成した松竹哲男さん=2月29日、平得地底のほ場3日の搬入で「12年株で単収10㌧」の目標を達成した松竹哲男さん=2月29日、平得地底のほ場
松竹哲男さん(大浜)
手刈り計1000㌧も
 収穫した後に出てくる株を育てる「株出し」という栽培方法でさとうきびを生産する松竹哲男さん(83)=石垣市大浜=が、2023/23年期の目標としていた「12年株で10㌃当たり単位収量10㌧」を達成した。石垣島製糖関係者によると、株出しは徐々に収量が落ちるため通常2~3回で終わる。松竹さんは手刈りによる収穫方法と徹底した肥培管理で12回も継続している。  松竹さんは市農業開発組合理事長退職後の...
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イノシシ被害が急増 バンナ公園

イノシシに掘り起こされて利用できなくなっているBMX用のコース=12日午後、バンナ公園BMXサイクル広場イノシシに掘り起こされて利用できなくなっているBMX用のコース=12日午後、バンナ公園BMXサイクル広場
芝掘り起こされ、利用に影響も
 県営バンナ公園内で昨年4月以降、芝生が掘り起こされるなどのイノシシ被害が急増している。恒例のドッグランが中止に追い込まれるなど公園利用に影響が出ている。県都市公園課によると、これまで同公園内ではイノシシ被害の報告はなかった。ドングリの不作や周辺ほ場のイノシシ対策強化が影響しているとみられている。  バンナ公園管理事務所によると、7カ所で特に被害が大きく、このうちBMXサイクル広場では広範囲...
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来月、シュノーケリング体験会 石西礁湖サンゴ礁基金

高校生など若い世代を対象としたシュノーケリング体験会をPRする石西礁湖サンゴ礁基金の役員ら=15日午前、大濱信泉記念館高校生など若い世代を対象としたシュノーケリング体験会をPRする石西礁湖サンゴ礁基金の役員ら=15日午前、大濱信泉記念館
15~18歳対象に海の現状学ぶ
 石垣島と西表島の間に広がる日本最大のサンゴ礁海域「石西礁湖」で、高校生らを対象にシュノーケリング体験会が実施されることになった。石西礁湖サンゴ礁基金(鷲尾雅久理事長)が15歳から18歳の八重山在住者を対象に3月23、24の2日間、主催する。座学と現地での観察を通し、八重山のサンゴの現状を学んでもらう。  石西礁湖は近年、気候変動や赤土の流入などさまざまなかく乱要因を受けて衰退が指摘されてい...
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石垣カジキ釣り大会開催 八重山ライオンズ

第1回石垣島国際カジキ釣大会の開催を発表した実行委員ら=14日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ第1回石垣島国際カジキ釣大会の開催を発表した実行委員ら=14日午後、南の美ら花ホテルミヤヒラ
「子どものため」300万円目標
 八重山ライオンズクラブ(糸数修一会長)は14日、第1回石垣島国際カジキ釣大会(同実行委員会主催)を今年5月10日から12日までの日程で開催すると発表した。石垣市内のホテルで行われた会見で、大会長を務める糸数会長は「未来を担う地域の子どもたちのためのイベントにしたい。チャリティーとして300万円以上を目標としているので、多くのアングラーに参加してもらい、今後も大会を継続していきたい」と抱負を語っ...
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