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竹富町内7島で「のろし」リレー 350年以上前の情報伝達を再現

児童生徒らが見守る
 火番盛で煙を確認して情報を伝達していた琉球王府時代の「烽火(のろし)」を再現する「烽火リレー」が8日午後、町内の7島を結ぶ2つのルートで行われた。先島の2市2町1村の「火番盛」合わせて18カ所が3月に国の史跡に指定されたのを記念して、町教委が実施した。350年以上前の情報伝達手段を検証しようという試みだったが、雨のために一部で煙が確認できないなど、当時の通信方法がいかに困難なものだったかを実証するものとなった。  この日の伝達ルートは▽波照間のコート盛▽新城下地の中森(波照間ムリ)▽同上地のタカニク▽黒島のプズマリ▽竹富の小城盛▽石垣島―のルートと、▽鳩間の中森▽小浜の大岳▽竹富の小城盛▽石垣島―のルート。  各地では地元公民館が点火作業を行い、中学生が見学した。西表島では、大原中学校が新城へ渡って烽火リレーに参加し、同校と古見小以外の児童や生徒は交流センターで見学した。  波照間では午後2時20分、鳩間では同3時19分にそれぞれ点火したが、いずれも雨のために次の中継地点から見えず、烽火は下地と小浜からそれぞれ石垣へ伝わっていった。  小浜島では、小浜小中学校(金城昇校長)の全校児童生徒54人が標高99.4メートルの大岳から烽火を見学し、午後3時から同3時10分までに新城下地と黒島、竹富の煙が見えた。  4年生の豊口美海さん(9つ)は黒島を指差し、「あっちに白い煙がくっきり見える」と歓声。豊口さんは「天気が良ければ見えると思っていましたが、雨なので見えないと思っていました。すごいと思います」と烽火が見えたことに感動した様子だった。  島ごとの点火時刻と確認時刻は次の通り。時刻はいずれも午後。これ以外にも烽火を確認したケースがある。  波照間=2時20分に点火  新城下地=波照間確認できず、2時30分に点火  同上地=2時30分に新城下地確認、2時40分に点火  黒島=2時55分に同上地確認、2時50分に点火  竹富=2時54分に黒島確認、2時55分に点火  石垣=2時59分に竹富確認  鳩間=3時19分に点火  小浜=鳩間確認できず、3時27分に点火  竹富=3時32分に小浜確認、3時42分に点火  石垣=3時43分に竹富確認

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