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東海大開設30周年を盛大に祝う 沖縄地域研究センター

研究領域拡大し、人材育成
 【西表西部】東海大学沖縄地域研究センター(鶴岡靖彦所長)の開設30周年記念式が26日午前、同センターで開かれ、大学関係者や竹富町、地域住民などが出席して30周年を祝った。  東海大は1962年に海洋学部、67年に大学院海洋学研究科を設置し、亜熱帯地域での貴重な研究フィールドとして八重山地域に注目していたところ、本土復帰後、文教施設を取り入れた町づくり構想で竹富町が当時町議会議長を務めていた故・屋良一氏を通じて東海大に研究所誘致を要請したことがきっかけとなり、76年5月、「東海大学海洋研究所西表分室」を西表島網取地区に開設した。  その後、研究をさらに発展させるため、81年に学校法人直轄の研究センター「学校法人東海大学沖縄地域研究センター」として改組した。  2001年には浦内地区に新たな研究施設を開設し、現在では研究領域を考古学や教育・自然科学教育にまで広がった。  研究では「湿地帯の生物環境」や「先史時代文化の考古学的研究」、「地場産業育成のための海藻類有効利用法」、「西表島農家との亜熱帯農業に関する共同研究」などを行ってきた。  記念式では鶴岡靖彦所長と同大学理事の蟹江秀明氏があいさつし、大盛武竹富町長が来賓祝辞を述べたあと、同研究所の河野裕美准教授が現況を報告した。  鶴岡所長は「30年間にわたって大学内外の教授や学生がこの施設を利用し、いろいろな研究に取り組んできた。この期間に地元の人たちとの交流も深まり、たくさんお世話になった。今では地域と一緒に若い学生たちを育ててきたと実感している。これからも皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、自然と人間の共生をテーマに研究に励んでいきたい」とあいさつ。  大盛町長は「東海大との交流で西表の雄大な自然が国内外に知られるようになり、地域に還元する研究成果や人材育成への寄与にも感謝している。今後も夢と活力のある研究成果を期待したい」と祝辞を述べた。  式典後は浦内地域活性化施設に場所を移し、祝賀会が開かれた。

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