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王府時代ののろし再現へ 来月8日、竹富町教委

火番盛国指定史跡を記念
町内7島リレー、石垣へ
往時の通信機能を検証
 琉球王府時代、煙で合図を送る「のろし」によって、外国船の到来などを知らせていたのを再現する試みが来月8日、竹富町内の7島と石垣島を結ぶルートで行われることになった。火番盛の設置から350年以上経過して行う今回の「のろしリレー」では、島間の連絡に携帯電話や携帯メールなど現代の通信技術を使いながら、王府時代の通報機能を検証する。  海上交通を監視するために配置されていた先島の2市2町1村の「火番盛」合わせて18カ所が今年3月に国の史跡に指定されたのを記念して町教委が実施する「烽火(ほうか)リレー」。  火番盛は1644年に設置されたとみられ、進貢船や外国船の到来などの海上交通を監視し、その情報を「のろし(烽火)」によって通報する機能を担っていた。  のろしリレーのコースは▽波照間のコート盛▽新城下地の中森(波照間ムリ)▽同上地のタカニク▽黒島のプズマリ▽竹富の小城盛▽石垣島―と続くルートと、▽鳩間の中森▽小浜の大岳▽竹富の小城盛▽石垣島―のルートの2通り。波照間で午後2時に開会式を行ったあと、午後4時半をめどに終了する計画。  リレーでは携帯電話か携帯メールを使って、のろしの点火時刻とのろしが見えた時刻について連絡を取り合っていく。  のろしは、ドラム缶でまきを燃やし、火勢が付いてきたあとに生木を入れて煙を出す。  島ごとの火番盛では、地元の学校の児童や生徒も参加する方向で調整していく。15日午後に開かれた烽火リレーの実行委員会で、慶田城久竹富町教育長は「(のろしリレーは)何十年に1度あるかないかというもの。子どもたちにはできるだけ参加してほしい」と呼び掛けた。

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