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花蓮訪問団チャーター便で台北入り

外間与那国町長ら活発な観光交流を期待
 【台湾・桃園市、花蓮市で松田良孝記者】与那国空港から台湾へ向かう初の直行チャーター便が4日午前9時45分(日本時間の同10時45分)、台北国際空港に到着し、花蓮市との姉妹都市締結25周年を記念した町の友好親善交流団128人が乗り換えなしで与那国から直接台湾に入った。外間守吉町長は、蔡啓塔(ツァイ・チタ)市長とともに同空港内で記者会見し、「与那国から初めて国際直行便が飛んだ。町民とともに非常に喜び、感激している」と語った。今後は与那国花蓮間の直行チャーター便を運航し、交流をさらに活発化させることが課題となる。  外間町長らは5日には花蓮市内で蔡市長ら花蓮側との間で今後の交流の在り方について意見を交わすことにしている。  今回のチャーター便は、台湾で国内航空路線を運航する立栄航空のMD90型機で実施。同社は、台湾から八重山に乗り入れた台湾の航空会社としては復興航空、華信航空に次いで3社目。  与那国空港は台湾の航空会社が直接乗り入れた八重山の空港としては、石垣空港に次いで2カ所目。  八重山と台湾とを結ぶ直行チャーター便は、1995年9月に初めて運航して以来、最近では華信航空による台湾石垣間のチャーター便が定着していたが、今回のチャーター便運航によって、八重山台湾間の空の便は、新たなバリエーションを確保したことになる。  これに関連して外間町長は会見で「花蓮市と与那国町では人口が釣り合わない。両市町(石垣市と竹富町)をからめて観光や経済の戦略を練っていきたい」との考えを示し、八重山圏域全体として台湾との観光交流に取り組む考えを示した。  訪問団は同日8時半から空港ターミナルで出発式を行ったあと、チャーター便に乗り込み、同日午前9時55分に与那国空港を離陸した。  花蓮には列車で夕刻に到着し、花蓮駅では大勢の市民が出迎えた。夜は花蓮市内のホテルで歓迎夕食会があった。5日午前には25周年記念式典を行う。  町は04年10月の住民投票で「自立」を選択したあと、05年3月に、台湾との交流を基本戦略の1つに盛り込んだ「与那国・自立へのビジョン」(自立ビジョン)を策定し、06年10月には蔡市長を与那国町に迎えて「国境交流増大に関する基本合意2006」を結び、交流の強化を再確認。  今年5月には、日本の市町村としては初めて台湾に出先事務所を開設し、与那国台湾間の直行便運航に向けた準備作業を本格化させていた。

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