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西表石垣国立公園が誕生 環境省、案内板設置へ

石垣島の陸域など3割指定
自然保護に弾み
 石垣島の陸域の3割(7022ヘクタール)と海域(1万4500ヘクタール)を国立公園に編入する内容の「西表石垣国立公園」が1日の官報に告示され、石垣島が正式に国立公園に指定された。石垣島が「わが国の風景を代表するに足る傑出した自然の風景地」となり、公園区域は今後、自然公園法により保護、活用されることになる。大浜長照市長は同日会見し、「自然環境や自然風景を守る条件整備ができ、次世代に引き継ぐことができる」と高く評価した。  1972年に指定された西表国立公園は石垣島の編入で拡張され、名称も西表石垣国立公園に変更された。1987年の釧路湿原国立公園の指定以来、最大規模の区域拡張。  これにより、同公園の陸域は2万569ヘクタール、海中公園は1106.5ヘクタールに拡大し、海中公園は全国の海中公園地区の半分を占める広大な面積となった。  石垣島の指定区域は規制の強い順に特別保護地区が於茂登岳、第1種特別地域が大地離(平久保崎の北約400メートルの無人島)、吹通川、川平小島、於茂登岳(北側斜面と桴海於茂登岳の南側)、名蔵アンパルなどとなっている。  これら特別保護地区と特別地域、海中公園地区は一定の行為に対して許可が必要となり、これ以外の普通地域では一定規模以上の行為に対し事前の届け出義務を課している。  環境省は今後、きめ細かい国立公園の管理運営を行うため、石垣島を含めた管理計画を策定する予定。地域の実情に沿って許認可の詳細基準や利用施設の整備計画などを2008年度中に策定する。  会見に同席した中島慶二環境省那覇自然環境事務所長は手始めに指定区域の案内板や看板など標識整備から始める意向を示した。ビジターズセンターについて「想定している場所はいくつかあるが、利用の動向を含めて計画を詳細に詰めたい」と説明した。  一方、北部地域から地域振興の阻害にならないかと懸念が出ていることから、同省では地域振興にも寄与する公園管理・公園整備のあり方を検討することにしている。  指定を記念して中島所長から大浜市長、大盛武町長にそれぞれ記念パネルが贈呈された。

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