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本島在の八重山郷友らピィパーズ「生かす会」を結成

 【那覇】2006年8月、八重山商工高校夏の甲子園応援ツアーの中で「ピィパーズ」の味と香りを楽むことを目的とした沖縄本島在八重山出身者らによる「ピィパーズを生かす会」(山城直吉会長)が発足した。八商工ナインの応援に向かう航空機内で八重山から甲子園に行かす会の会員らが「ピィパーズ」の話題で盛り上がったことをきっかけに同会が立ち上がり、会員相互で「ピィパーズ」の育成方法の情報交換を行うなど、今後の活動展開が期待されている。  沖縄ではピパーツ、フィファチ、ヒハツなどと呼ばれ、独特の香りで沖縄のコショウとして使われている。発汗作用があるため、新陳代謝を促す働きもあり、健胃、整腸、食欲増進などの効能があるといわれている。  八重山では旧盆期にピィパーズの葉を使ったンカイジューシーが定番となっているため、同会生産者代表の西表秀夫さんは「ピィパーズは八重山の郷愁を誘う。その育成方法を八重山出身者にどんどん広めていきたい」と話した。  同会では、「育てることが難しいといわれているピィパーズの育て方を趣味の中で試行錯誤しながら多くの八重山人に呼びかけていきたい」としており、06年内にはホームページを立ち上げる予定。今後は会員を中心に生産の普及促進を図っていく。  同会のメンバーは次の各氏。  副会長=佐和田健治▽事務局長=安里國昭▽生産者代表=西表秀夫▽料理普及会代表=宮城信博、山田有▽同好会代表=喜舎場信夫、石垣光宣 【ピィパーズ】  「ピィパーズ」は「ピパーツ」「ヒハツ」などと呼ばれ、学名は「ヒハツモドキ」でコショウ科南アジア原産のツル性木質植物。  インドネシアやマレーシアなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布しており、沖縄本島や宮古・八重山では古くから栽培され、民家の石垣などで蔓(つる)状に生育している。  収穫は主に春と秋の2回。太さ1センチメートル、長さ5センチメートルほどの赤緑色の実を熱湯消毒したあとに乾燥させ、煎ったあとに粉末化する。粉末化したピィパーツは主に香辛料とてそばや炒め物に使われる。

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