
Category: 社会・経済
実用やレジャーに走る場所選ばぬ走行性
省エネの電動バイクも注目
見た目はバイク、でもタイヤが4つある。そんな変わり種の「4輪バギー」が、市内で目につくようになった。一般道から不整地まで、走る場所を選ばないマルチな走行性が魅力で、ビックスクーターに次いで全国的に人気急上昇中のトレンド「バイク」だ。運転するには普通自動車免許が必要で、登録もミニカー登録となるが、個性的なスタイルと風を切って走るバイクのそう快感で、ブームを巻き起こしている。車と同じようにバックしたり、一般的な乗り方ではほとんど転倒せずに維持費も安いとあって、最近では40代以上の中高齢者の購入も目立つ。加えて八重山では観光客向けのレンタカーとして採用するケースも増えており、今年からは4輪バギーを使った新たな観光ツアーも始まるという。
国内で公道走行を認可されている4輪バギーは排気量50cc、大半がスクーターのエンジンやパーツを流用し、組み立てられている。登録は市町村で行い、ミニカーを示す薄いブルーナンバーの交付を受け、自賠責保険をかければ公道を走ることができる。
ただ、バイクのようだが4輪のために直進性が強く、乗りこなすには多少の慣れが必要。税金はミニバイクに比べて割高だが、車検はない。ヘルメットの着用義務もないが、安全のために着用した方が良い。
市内新川で一昨年から3メーカーのバギー販売を行っているアクティブオートの米盛長広代表は、「出はじめのころは若い女性や好奇心の強い人が購入していたが、レンタルバギーが出回るようになって物珍しさがなくなり、客層も変わった」といい、「値段が20〜30万円台とミニバイクに比べると高いため、最近は40代以上の客が多い。むちゃな乗り方をしなければ転ばず、腰痛が楽になると言う人もいる。最近では畑や牧場で使うなど、実用的な目的で購入するケースも増えています」とか。
市販されている4輪バギーは大半が輸入車で、中でも台湾メーカーが人気。これまでバイクにはなかった大型の荷台をはじめ、数多くのオプションパーツがあり、米国や豪州では農作業をはじめ、各種のレジャー利用で普及定着している。
米盛さんは「最初はバギーを取り扱うことに不安があったが、新型が出るごとに良くなり、故障も少ない。乗り心地も向上しており、今では安心して勧められる」と話す。
4輪バギーは、インターネットを通して組み立てキットも購入できるため普及状況は定かでないが、石垣市内や波照間や与那国でレンタカーとして利用されており、年間60台以上のペースで普及しているようだ。
一方、一昨年から続いている原油高で注目されているのが電動バイクだ。石垣市内でも取扱代理店ができ、デモバイクが街を走り回っている。
電動バイクの魅力は排ガスを出さずに環境に優しく、静かで経済的ということだろう。
見かけは通常のスクーターと変わらない。マフラーが見あたらない程度で、アクセルをひねればスルスルと音もなく動きだす。
1回のフル充電で電気料はおよそ40円。それで約40〜50キロの走行が可能という。仕事を終えて帰宅したあと、専用コンセントで家庭用電源ソケットとバイクに差し込み充電する作業が必要になる。
気になるバッテリーの寿命は、こまめに充電をした場合で3年、通常の場合で2年は持つという。
市内で販売されている電動バイク「エコジアIV」は、諸経費別の本体価格が18万3000円。問い合わせは新川177の2、アイ・シー・エス支店(82-6094)へ。
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