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38年間の活動に幕 こども郵便局が閉局

 1968年1月から継続してきた市立明石小学校(田真安浩校長、児童数27人)のこども郵便局が今月で閉局することを受け、20日午後、同校多目的教室で、全校児童が参加してこども郵便局の閉局式が行われた。同校では、金銭教育の一環として68年1月6日にこども郵便局を開局。それ以降、38年間、毎月、貯金日を定め、全校児童で取り組みを続けてきた。  その長年の活動が認められ2000年に金融庁長官表彰、01年には日本銀行総裁表彰などを受けている。  だが、全国的な取り組み校の大幅な減少などで、本年度で全国のこども郵便局が閉局することになった。  こども郵便局の貯金は、卒業時に返還され、制服の購入など中学進学の準備資金などに活用されている。  在校生の貯金残高は100万円を超え、多い子は10万円を超えるという。  閉局式では、最後の郵便局員となった6人の児童が、それぞれの役割や難しかったことなどを紹介したほか、1年-3年までの児童がこども郵便局に対し「早くお金がたまってほしいと貯金していた。これからは家で貯金し、東京ディズニーランドに行きたい」「旅行などにも使えるのでためて良かった」「貯金は、修学旅行や宿泊学習に使いたい」などと話した。  また、初代こども郵便局長の宜保均氏の「最初は円ではなくドルでためていた。もっと続けてほしかった。子どもに夢やお金の大切さを教えてくれた」とのメッセージが代読された。  このあと、伊原間郵便局の赤山健治局長から児童1人ひとりに積み立てた貯金が返還されたほか、郵便ポスト型の貯金箱がプレゼントされた。  閉局に当たり赤山局長は「1人ひとりが貯金の心を忘れずに、無駄遣いをしないで、目的を持ってお金を使って下さい」と激励。  田真校長も「学校の郵便局はなくなるが、皆の心のなかに自分だけの郵便局を作り、無駄遣いをせずに大切にお金を使ってほしい」とあいさつした。

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