10月
15日
2006

伝統的染織文化の継承を 島内外の専門家が講習

Category: 芸能・文化



 伝統的な染織文化の継承と発展を考えようと結成された「ぬぬぬパナパナ」と「織りの原点を学ぶ実行委員会」(石垣博孝実行委員長)主催の「島の恵みの勉強会」が、13日から15日までの3日間、石垣少年自然の家と大浜信泉記念館で行われている。
 織りの原点を見つめ直すとともに、島のあるべき姿を考える機会にしようと実施されたもので、八重山郡内の染織に携わる会員をはじめ島内外からも染織関係の専門家ら約70人余が参加した。

 初日は、京都在住の友禅作家・高橋裕博氏を講師に「麻、木綿、絹のわら灰や酵素を使った精練法」「染料の顔料化」「インド藍の乾燥葉建て」について講義と実演が行われた。
 実演では、ワラ灰汁の取り方や酵素を使った精練法、ムクロジやエゴの木の実を使った木綿の精練法、麻の独特な精練法などを実際の布を使って染め出す方法が紹介され、参加者らは講師にさまざまな質問をしながら真剣な方法で実演に見入っていた。
 講習2日目は「石垣の染料を使った染色」「精練したものと、していないものとの染色の比較」、最終日は下村輝氏と高橋両氏を講師に「日本竹筬技術保存研究会の成果発表」「燃り機にて苧麻糸に燃りかけし、経て糸、緯糸を作る」などが行われる。

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