八重山諸島のニュース・石垣島・竹富島・西表島・新城島・小浜島・黒島・波照間島・与那国島

エントリー

「アンパルの陸化進む」エコツーも制限必要

 名蔵アンパルの利活用と保全策について考えるセミナーと観察会が23日、石垣市内であり、「アンパルは陸化が急速に進んでいる。何とかしなければならないのではないか」と警鐘を鳴らす意見が出たほか、環境になるべく負荷を与えないようにするエコツーリズムについても一部制限すべきだとの指摘もあった。  県地域環境センターの主催。午前中に県立石垣少年自然の家で講話やミニシンポジウムを行い、午後から現地で観察会を行った。  ミニシンポでは、谷崎樹生(石垣島自然観察の会会長)、崎山陽一郎(日本野鳥の会八重山支部前支部長)、唐真正清(市環境政策課長)、落合三郎(環境省石垣自然保護事務所保護官)、新崎彰(県自然保護課班長)の5氏が意見交換した。  谷崎氏は「湿地は移ろいやすいが、アンパルは急速に陸化が進んでいる。30年前の干潟の砂は白く目が痛いほどだったが、今は赤土などで茶色になっている」と述べ、対策の必要性を指摘した。  崎山氏はアンパルの特徴について「他の干潟は水鳥が多いが、アンパルは陸鳥が多い。カンムリワシなど猛きん類もおり、貴重な生態系をもった地域」と説明。  一方、鳥の「聖地」となっている場所があることを紹介したうえで、「エコツアーで満潮時にカヌーを漕(こ)いでいる。制限すべきではないか。エコツーリズムが免罪符となっている感じがする」と提起した。

関連するニュース

  • 関連するニュースはありません。

ページ移動

キーワード検索フォーム