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「『ゴーヤー』(ニガウリ)は、石垣島の方言では『ゴーヤ』と…

「『ゴーヤー』(ニガウリ)は、石垣島の方言では『ゴーヤ』と言う」と石老連が訴えた。定例の品評会の名称で「ゴーヤーと伸ばさないで」と注文をつける▼本島方言が、「島言葉」として伝えられていくことに危機感を示したものだ。確かに、若い世代はサトウキビを「ウージ」と呼び、八重山方言の「スッツア」という人は少数になっている▼琉球政府の計画移民で本土復帰前、八重山には県内各地から多くの人々が入植、集落を築いた。それだけに「チャンプルー方言」になりやすい。しかしいま、核家族化が進み方言そのものが失われつつある▼先日、真栄里公民館で方言講座が開級した。真栄里・平得は宮良、白保などと並び、街角で方言が聞こえる地域である。そこで方言を聞いて理解出来ても、話せないという住民が増えているという▼方言は地域によって微妙に違う。それを継承するのは大変だ。方言を話せない世代が親になり、子どもに教えきれない。旧盆恒例のアンガマでも年配の観客からの珍問答にウシュマイ・ンミー役の青年が答えられず、適当にごまかす場面をよく見かける▼民謡や踊りはきちんと継承されているが、方言のアクセントや情感を理解しないと芸に深みは出ないだろう。そこで期待したいのは地域のお年寄りたちだ。その存在感は大きい。(墨)

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