Category: 社会・経済
提灯に平和への思い託し行進に市民250人参加
5月15日の本土復帰記念日にちなみ、平和へのメッセージを表現した提灯(ちょうちん)を持って歩く平和行進が15日、白保小学校から新栄公園までの10キロ余りで行われ、最大で250人の市民が参加した。行進終了後には同公園で「5・15平和とくらしを守る八重山地区集会」があり、「全国の仲間と連帯して、反戦平和の運動と政府の暴走を許さない取り組みを共有していこう」とする集会宣言を採択した。
平和行進は例年、昼すぎから夕方までの時間帯に行われてきたが、実行委では今年、復帰前に盛んに行われていた提灯行列の復活を計画し、平和への思いを提灯に託して参加するよう市民に呼びかけていた。
行進には、箱形のオーソドックスな提灯や、ペットボトルや買い物袋を使った提灯、星形の大型オブジェやみこしスタイルの提灯などさまざまな提灯が並んだ。
行進は午後6時すぎに出発。休憩地点の旧大浜農協前を午後7時半にスタートしたころから辺りが暗くなり始め、参加者は「憲法改悪反対」、「ザ・ストップ教育基本法改悪」、「共謀罪ナラヌ」など提灯に書いたメッセージを浮かび上がらせて、沿道の人たちにアピールした。
八重山地区集会では、糸洌長章実行委員長が教育基本法改正や共謀罪の創設を挙げながら「昨今の日本の状況は恐ろしい。憲法改悪の道筋が立てられている」と訴えたあと、集会宣言を採択し、「がんばろう」を三唱した。
本土復帰記念日の提灯行列は、時折小雨の落ちる中老若男女が銘々手作りの提灯を手に行列していました。自転車やバイクではその脇を追い越して前へ出るのもはばかられるほどの熱気、『沖縄を帰せ』の歌を大音量で流しながら、延年続く行列は、復帰闘争華やかな時の沖縄を知らない私には珍しい光景でした。