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石垣島天文台の完成祝う 4月1日から一般公開

国立天文台(海部宣男台長)が前勢岳山頂付近に建設した「石垣島天文台」の完成記念式典(国立天文台、石垣市共催)が12日午後3時から、現地およびホテル日航八重山で開かれた。式典には、天文台や石垣市、県、教育関係者ら多数が出席。九州・沖縄管内最大の105センチの天体望遠鏡を備えた天文台の完成を祝った。また、望遠鏡の愛称は石垣市真栄里の会社員・南風原英和さん(54)が応募した「むりかぶし」に決まった。同施設は4月1日から一般公開される。今後は、天文学の研究とともに児童生徒や一般市民、観光客の天体観測の場としての有効活用が期待されている。 石垣島天文台は、建物がRC2階建て。屋上部に観測室となる直径8メートルの開閉式のアストロドームを設置。内部には九州・沖縄で最大となる直径105センチの光学・赤外線反射式天体望遠鏡が設置されている。バリアフリー設計で、車いすのまま観測もできる。 現地での完成式典は、あいにくの雨でドーム内で行われ、海部台長や大浜市長ら9人がテープカットし、施設の完成を祝った。 式典で海部台長は「石垣島天文台には口径105センチの本格的な天体望遠鏡が設置された。これは関係者の熱意と協力のおかげ。運営は天文台と石垣市、八重山星の会との三位一体の日本で初めての新しい体制で行われる。天文台が研究だけでなく、一般市民にも喜んでもらえるようにしたい。八重山のきれいな星空を守り育ててほしい」とあいさつ。 大浜長照市長も「九州最大の望遠鏡を設置してもらい、心から感謝する。多くの人々がこの天文台で宇宙の素晴らしさを見てほしい」と述べた。 大浜高伸支庁長(知事代理)、志村令郎自然科学研究機構長、平啓介琉球大学監事(学長代理)らが祝辞を述べた。 引き続き、望遠鏡の命名者表彰が行われ、最優秀賞、優秀賞の6人が表彰された。また、天文台建設に携わった11業者に感謝状が贈られた。 同天文台では、現在、望遠鏡の性能向上に向けた試験観測が行われ、土星や木星、オリオン星雲などの写真撮影に成功したほか、130-150個の星を観測している。 施設は、惑星科学や天文学の研究など、専門的な観測だけでなく、時間を決めて一般市民や観光客などにも開放することにしている。 感謝状を贈られたのは次の各氏。 (株)西村製作所▽(株)エヌ・ティ・ティ・ファシリティーズ▽第一建設(株)▽(株)砂盛工業▽共和(株)▽沖縄電力(株)離島カンパニー八重山支店▽NTT西日本沖縄支店▽(株)環境プラン▽(株)アイエスシー▽(有)トナミ▽(株)三光電設

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