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「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。春のセンバツ初出場を決めた…

「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」。春のセンバツ初出場を決めた八重山商工野球部の伊志嶺吉盛監督の座右の銘だ▼「臥薪」はたきぎの上に寝ること、「嘗胆」はにがい肝をなめること。中国の故事に由来する言葉で、もとは復讐を成し遂げるための苦労を意味した。転じて現在は、物事を成功するために屈辱や辛さに耐えることをいう▼同校野球部の伊志嶺監督や選手たちも、心ない中傷や厳しい練習を乗り越えて、甲子園出場という夢を見事につかんだ。まさに「臥薪嘗胆」である▼同校野球部の春のセンバツ出場を祝い、本紙には連日、激励と期待のメッセージが県内外から寄せられている。対戦相手が決まればさらにフィーバーするに違いない▼伊志嶺監督や選手たちは、こういう多くの期待を背にプレッシャーもあろう。それでも平常心で試合に臨み、日ごろの練習成果を十分に発揮してほしいものだ▼「人能(よ)く道を弘(ひろ)む。道、人を弘むに非(あら)ず」(『論語』巻第八)ともいう。逆境を克服して甲子園出場を実力で勝ち取った八重山商工野球部。こんどは大舞台での本番で、勝利の道を切り開いていく時だ。伊志嶺監督の名さい配ぶりと、選手たちの躍動する姿が今から思い浮かぶ。試合の日が待ち遠しい。(水)

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