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わが双葉地区の大先輩…

 わが双葉地区の大先輩、知念辰太郎さんが亡くなった。98歳だった。石垣市議も3期務めた▼議員活動を共にしたという元市議は告別式で「知念さんはまじめで律義」と筆者に語り、エピソードを紹介して懐かしんだ。知念さんが6年前に書いた自分史のタイトル「真実一路」にもそれが表れている▼本によると、知念さんは国頭郡名護町字安和の生まれ。双葉に移住したのは3歳の春。父親が漁場を求めて何度か石垣島を訪れるうち、移住の適地と考えるようになったようだ、という▼当時、海岸沿いにはかつお節工場が軒をつらねており、「カツオの頭をもらってくるのが、子どものころの私の日課のようなものだった」▼石垣尋常小学校を卒業後、13歳で父親と同じカツオ船の乗組員に。漁期以外は農業にいそしむ半農半漁の生活。20歳から3年間、軍隊生活を送り、帰郷してからは農業一筋。新川双葉奈良佐地区農道愛護会長、新川双葉農業改良組合長、双葉公民館長、公民館建設事業期成会長を務めた。この経歴からも双葉のために尽力したことが分かる▼お会いする度、「比嘉君、頑張れよ」と声をかけていただいた。双葉を誇り、後輩を励ます方だった。そのとき必ず握手を求められた。分厚く、ごつごつとした手が印象に残っている。(比嘉盛友)

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