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旧暦6月、るくんぐぁつである…

 旧暦6月、るくんぐぁつである。本来なら「来夏世(くなつゆ)」の豊じょうを乞い願う豊年祭の季節。今年はコロナ禍のため村々、島々で神事のみ執り行い村プールを中止することに▼御嶽に旗頭が林立し、芸能を奉納する村。来訪神が家々を予祝する島、あるいは舟こぎで海のかなたから豊じょうを招く島。それぞれの祭りに奮い立ってきた人たちには、無念の極み。それほどに祭りは人々の暮らしに、思いに密着している▼24日は東京五輪の開会式が華々しく挙行される予定だった。コロナの終息が見通せないまま、アンガマの旧盆も、節も種子取祭も、すべての祭祀(さいし)が中止になるのだろうか▼もはや「第2波」に違いない。そう思わせる全国の感染拡大である。すでに「第1波」を超えているのに、国はこれをかたくなに否定し、「GoTo」で経済を回すことを最優先している。県内では児童を含む市中感染が広がり、米軍基地そのものがクラスターの危機。警戒レベルは「流行警戒期」に引き上げられた▼石垣市が11月の石垣島まつりを開催するという。対策を徹底、縮小変更して「コロナ禍を乗り越える」ことを目指す。市民には賛否あるに違いない▼沈みがちな市民を奮い立たせよう。そんな狙いもあるはずながら、急ぎすぎたか。まつりはすべて密である。(慶田盛伸)

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