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TACO分室運用開始 石垣空港新型コロナ水際対策

県の旅行者専用相談センターが設置され、サーモグラフィーも搭乗口2カ所で対応している=22日午後、南ぬ島石垣空港

県の旅行者専用相談センターが設置され、サーモグラフィーも搭乗口2カ所で対応している=22日午後、南ぬ島石垣空港

 新型コロナウイルス感染症対策の水際対策として県は22日、南ぬ島石垣空港に旅行者専用相談センター(TACO)を設置した。石垣市が今月6日に構築した体制を引き継ぐ。到着ロビーで到着客の検温を行い、37.5度以上あれば本人同意のもと県立八重山病院で抗原検査、PCR検査を実施、陽性だと同院に入院する。

 県は、23日から始まる4連休を前にTACO設置を目指していた。既に空港でサーモグラフィー測定をしている民間事業者に委託。始発~最終便までサーモグラフィー3人、TACO2人を配置して対応する。来年3月末まで設置する方針。発熱者移送中に新たな発熱者が出た場合を想定し、市は今月末まで市職員2人体制を維持する。

 県観光振興課によると、検査に同意した人は同院に専用車で移送するが、レンタカーを予約している人はレンタカー会社まで送り、レンタカーで同院に向かうという。同課は「その時点で陽性かどうか分からないので、レンタカー従業員や他の客に感染が広まるとは限らない」との認識を示した。県は、結果が判明するまでの待機場所を確保しておらず、今後の運営に課題も出てきそうだ。

 同課によると、先島地区に先んじて開設した那覇空港のTACOは、6月19日~7月19日で37.5度以上の到着客が7人、このうち6人に看護師が問診を実施。全てでPCR検査対象には該当しなかった。石垣空港では、市が運用を始めた6日~21日まで37.5度以上の発熱者はいなかった。

 一方、無症状者、発症前の人が検温測定をすり抜けてしまうため、TACOを設置してもウイルス保有者をあぶりだすことは不可能。発熱を確認した場合でも、検査は任意のため全員が協力する保証はない。

 同課担当者は「空港をすり抜ける可能性はある。各観光や宿泊施設で作成したガイドラインを基に、体調不良の方を迅速な検査へつなげることで市中感染を防ぐことにもなる」と話した。

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