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この若き才能は、これからどんな歴史を

 この若き才能は、これからどんな歴史を紡いでいくのだろう。楽しみである。将棋の藤井聡太棋聖。17歳11カ月、史上最年少で公式戦最高位のタイトルを獲得した。並行して王位のタイトルにも挑戦中▼2016年、最年少の14歳でプロ入り。62歳差のひふみんこと加藤一ニ三・九段に勝った。そのデビュー戦から45カ月でのタイトルである。驚くばかりの才能というほかない▼きっかけは祖母がもってきてくれた将棋セット。やりたいことをのびのびさせる両親の教育方針に、基礎を徹底的に教える指導者。それらに恵まれた原石は、ひたすら棋譜を学ぶ努力に磨かれて偉業を達成した▼小学の時、人工知能(AI)搭載の将棋ソフトを欲しがった。母親は「手軽にソフトの判断を信じるより、思考力を研ぎ澄ましてほしい」と諭したという▼小さな島々も多くの才能を生んだ。古くは大濵信泉、宮良長包から世界チャンプ・具志堅用高。ビギンに夏川りみ、きいやま商店、成底ゆう子。詩人や作家、プロ野球その他多くのジャンルで光り輝く、きら星の如き才能たち。環境や指導者に恵まれ、「好き」だけでは果たせない才能を開花させた▼思えば幼き子らは、無限の可能性を秘めている。誉めよ、伸ばせよ。そうするだけで大きく開花する「才能の芽」がある。(慶田盛伸)

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