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3市町、連休前に対策強化 新型コロナ感染防止

手荷物受取所から到着ロビーに出る観光客。サーモグラフィーで体温をチェックされる=17日午後、南ぬ島石垣空港

手荷物受取所から到着ロビーに出る観光客。サーモグラフィーで体温をチェックされる=17日午後、南ぬ島石垣空港

石垣市、業界と徹底確認

 22日から実施される国のGoToトラベルキャンペーンと23日から突入する4連休を前に、八重山3市町が新型コロナウイルス感染防止対策の強化を図っている。このうち石垣市は17日夕、市民会館中ホールで観光関連業界代表者との会議を持ち、空港と港での水際対策や宿泊施設での健康チェック、観光客へのマスク着用など感染症対策の徹底を確認した。

 航空会社のうち日本トランスオーシャン航空(JTA)広報によると、23日からの連休中の予約率は南ぬ島石垣空港着の那覇、羽田、関西の主要路線で60%弱。連休初日は予約率90%弱の路線もあるという。期間中、4000人弱の入り込みを見込んでいる。市内のある中規模ホテルによると、予約率は8割と好調。

 ただ、東京都内の新型コロナ感染拡大と「GoToトラベルキャンペーン」から東京発着除外を受け、予約の勢いは止まった。別のリゾートホテルによると、キャンセルも出始めているという。

 入域者への水際対策では、石垣空港と与那国空港に県がサーモグラフィーを設けており、竹富町の玄関口ユーグレナ石垣港離島ターミナルでは町が検温を実施している。

 市は、石垣空港に職員2人を配置して旅行者健康相談所を設置しており、37.5以上の発熱が確認された観光客らに対し、市条例に基づき▽氏名、連絡先、宿泊先の情報提供▽県立八重山病院での受診(PCR検査、抗原検査)▽厚生労働省新型コロナウイルス接触確認アプリへの利用登録ーなどを求める。

 石垣空港には県が22日をメドに旅行者専用相談センター(TACO)八重山分室(仮称)を開設し、市の業務を引き継ぐ。中山義隆市長は会議で「7月中は市職員を貼り付けて同じ体制をとれるようにする」と説明した。

 発熱者が確認されると、石垣空港では市職員が、離島ターミナルでは町職員がそれぞれ専用車両で八病院まで移送する。移送を拒否された場合、町はスマートフォンに町独自の1週間健康観察システムを登録するよう協力を求める。

 八病院でのPCR検査は平日午後2時までに検体を採取すれば、即日に結果が判明する。午後2時以降と土日祝日については、30分で結果が出る抗原検査での対応が可能。八病院は取材に「必要に応じて対応する」としている。

 会議では、出席者から「マスクを着用していない観光客がかなりいる」と対応を求める声があった。市側は、マスク着用を求める日本語・英語・中国語の石垣市発行貼り紙を用意しており、店舗入口などに掲示・活用するよう促した。

 中山市長は冒頭、「6月の観光客受け入れ再開後、客の流れが戻りつつある中、マスクをしていない人が見受けられ、飲食店で密が発生しているなど、一部で気のゆるみが感じられる。これまでの努力が水の泡になりかねない。島全体で取り組む体制をとりたい」として協力を求めた。

  • タグ: 新型コロナ感染防止対策
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