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6月熱中症 石垣市内の搬送11人

7月も気温の高い日が続くとみられ、適切なマスク使用が必要になっている=13日午後、市内登野城

7月も気温の高い日が続くとみられ、適切なマスク使用が必要になっている=13日午後、市内登野城

60歳以上全体の7割 前年同月6人から倍増

 6月に熱中症で救急搬送された人が石垣市内で11人と前年同月の6人から倍増していることが石垣市消防本部(新城剛消防長)への取材で分かった。特に60歳以上の高齢者が8人と全体の73%を占めた。消防は、急な気温の上昇で高齢者がうまく水分を補給できなかったことを発症の一因としている。沖縄地方気象台発表の16日以降の週間予報では気温の高い状態が続くため、健康管理に注意するよう呼び掛けている。

 消防によると、年代別では20代1人。50代2人、60代4人、70代1人、80代3人。男女別では男性8人、女性3人だった。なかには就業中に熱中症を発症した人もいた。

 過去2年の6月の熱中症搬送者をみると、2018年は3件、19年は6件だった。ことしは平年より気温が高くなったことが影響しているとみられる。石垣島気象台によると、6月の平均気温は石垣、西表、与那国で29.2〜29.6度と平年より1.6〜1.9度も高かった。

 消防は、新型コロナウイルス感染予防で着用するマスクと熱中症リスクの関係性について「自宅などマスクを着用していないケースも多かったため、因果性は低いと考える」との見解を示した。

 厚生労働省は、高温や多湿といった環境下でのマスク着用が熱中症リスクを高めるとし、▽屋外で人と十分な距離(少なくとも2㍍以上)が確保できる場合にはマスクをはずす▽マスクを着用する場合には強い負荷の作業や運動は避け、こまめに水分補給を心がける▽周囲の人との距離を十分にとれる場所でマスクを一時的にはずして休憩することも必要ーと予防策を出している。

 例年、八重山の熱中症患者の動向について八重山保健所が取りまとめて公表しているが、新型コロナウイルス感染症への対策を優先するため、今年度は熱中症患者の調査を行っていない。

 総務省消防庁の依頼に基づき、県防災危機管理課が、県内18消防本部を対象に行っている熱中症の救急搬送人員調査をホームページ上で月単位の速報値として公表している。

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