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九州地方を中心に各地で記録的な大雨による…

 九州地方を中心に各地で記録的な大雨による被害が相次いでいる。河川からあふれた水が住宅街に流れ込み、多くの世帯が茶色の水につかった▼特に62人の死者を出した熊本県では、暴れ川と言われる球磨川が氾濫し、濁流が街を飲み込み、鉄橋を押し流した。水は住宅の2階にまで達し、屋根だけを残し街が茶色い水につかる映像は言葉を失う▼現在は、復旧作業が行われているが、新型コロナウイルスの影響で、ボランティアを県外から受け入れできず、その数が不足しているという。こんな所にも新型コロナが追い打ちをかけているようだ▼大雨をもたらした原因が「線状降水帯」。最近良く耳にする言葉だ。同じ場所で積乱雲が次々と発生して帯状に連なる現象。数時間にわたり同じ場所に停滞し、大雨をもたらす。気象庁によると、台風の雨を除き国内で起きた集中豪雨の3分の2が同現象の発生によるもの▼国内では川沿いに街が広がるために一度川が増水するとたちまち浸水被害が出る。かといって山すそに住むと今度は土砂崩れに見舞われる。自然災害は常に隣り合わせということか▼石垣市内でも雨量が一定量を超えると決まった場所で冠水する。既存の排水路では雨量をはけなくなっている。大雨被害を繰り返さないために、対策を急ぐべきだ。(下野宏一)

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